親戚付き合い

本人がエゴイストで、お子さんがいないような人は、不思議と離婚しません。
家族は、助け合うものですが、 その絆は個人対個人にあるのではないでしょうか。

この前、 佐伯啓思の「反幸福論」を読みました。話題がバラバラでよくわからない本ですが、 無縁はわれわれが選び取ったものだから、仕方がない。
という趣旨の記述があり、我が意を得たりと思いました。 そう。親戚付き合いを最小限にする人が多いですが、それは全くの個人の自由であるように、離婚するのも、家族に秘密で債務整理全くの自由でしょう。破綻ではない場合すらあります。
無縁に関して興味深いのは、 この世に五代前の先祖の墓を、スッカリ把握しているなんて人は、いないということ。旅行して、紀州藩の代々の当主の墓を見ました。あれだって、不徹底です。侍女に手を付けたケースもあります。その侍女の祖先は祀られていません。
また、先祖の供養が、先祖の霊の冥福につながるなんて、誰も信じていないということ。 よく考えれば、恐るべき自己欺瞞です。