良い営業マン

どうやら発想は、「エスキモーに氷を売れ」っていうのと一緒で、優秀な営業マンであれば自分が喫煙しなくても、お客さんにたばこを売れるはず、っていう考えらしいですけど、アイディアは立派ながら実践するのはそうそう簡単じゃないと思います。「私は健康を考えてたばこ吸いませんけど、お客さまにぜひ喫煙して頂きたい」って言ったらまずぶっ飛ばされるでしょうから、色々と考えるんでしょうね。この試練に耐えられたら、確かに良い営業マンになれそうです。

しかも、全社で適用対象が8割だけど、営業は実質的に制度参加が強制で、98%ぐらいが対象と言うか、むしろ2%だけ制度にも指示にも従ってなくて、営業部から外すことも検討するみたいですね。たばこメーカーが喫煙者を排除する、なんかシュールな気がします。

さらにですね、今のJTってたばこオンリーの企業じゃなくて、たばこの研究から派生した事業をたくさんやっている会社になりましたよね。これはCMでやっている企業も多いから有名なのではないでしょうか。なので、もしかするとたばこに頼らなくても大丈夫な経営体制を整えたのかもしれません。しかしながら、多くの企業にとって創業時の製品というのはシンボルマークみたいなもので、撤退すると有形無形の色々な悪影響があると言います。JTさんは大企業ですから、当然このリスクも織り込み済みだと思うんですけど、それにしても非喫煙者で固めたたばこ会社の営業部隊ってなんか凄いですよね。